このところ、改革改革で統合の動きの激しい産業界にあって、流通業界をめぐる動きも目まぐるしい。ヤオハン、そごう、長崎屋、マイカルなど大手が次々と行き詰まり、ダイエーも国策?とも言える形で銀行団のバックアップのもと、再建が進められている。カルフールはじめ外資の進出も重なって、生き残り競争は激しさを増す一方だ。
約20年前、広告代理店主催の流通視察団に随行して、アメリカ大陸を横断。来る日も来る日も、百貨店とスーパーを見て回ったことがある。このホームページにも、当時の記事を再現してあるが、さすがスーパー先進国。日本のスーパーに比べて「なんと進んでいることか」と、当時、感心したのを鮮明に覚えている。だから、帰国後、連載記事を書くネタに困らなかった。「時期尚早じゃないか」と思ったサンフランシスコのコンピューター・ショッピングの会社は、いまごろどうしているのだろうか。
スーパー、コンビニなどアメリカから日本に導入された流通業のニュー・ウェーブは、日本の消費者の嗜好にも巧みに対応しながら、驚異的な発展を遂げてきた。しかし、バブル崩壊を機に、それも曲がり角を迎えたということか。
オーランドにいる娘&孫を訪ねたときは、よくウォルマートなど大型店の中を3人でブラブラする。この次は“じ〜じ”でなく、“記者の目”でアメリカの流通業を再確認してみよう。