“プラハの春”でソ連軍戦車隊が陣取った“ヴァーツラフ広場”=写真左=は、いま
ではプラハ一の繁華街だ。旧市街の端から国立博物館まで伸びる幅60m、
長さ700mの両側にはショップ、レストラン、ホテル、露店がズラ〜っと
並び、平日の午後だというのに、人通りも多い。気のせいか、散策する女性
のファッション、プロポーションも抜群に素晴らしい。ここが、あの戦車隊
がひしめいていた所と同じ場所だとは、とても思えない。平和というのは、
こういうことなのだろう。
プラハ第一の観光スポットは、丘の上のプラハ城。プラハ城は、一つのお
城がド〜ンと建っているのではなく、城郭の中には旧王宮、聖ヴィート大聖
堂、聖イジー修道院などが並ぶ。かつて錬金術師が住み“黄金の小道”と呼
ばれた通りは、しゃれたショップ街に変身。作家カフカが仕事場にしていた
“青い壁の家”もこの通りにある。
王宮のバルコニーから一望できる市街の眺めは絵のように美しい。城と旧
市街を結ぶカレル橋”=写真右=は幅10m。長さ515m。600年の歴史を持ち、欄
干には30人の聖者や歴史上の人物の彫像が並ぶ。プラハ城から市街へ、あ
るいは市街からプラハ城に向かう人たちが、幅10mのこの橋で細い束にな
り、露店も加わって繁華街のように賑やかだ。
旧市街広場にある旧市庁舎。南面にある仕掛け時計”=写真下左=は1年で1周する天文
時計。毎正時になるとキリストの12聖徒が現れるカラクリを見るため、正
時の5分くらい前になると、広場は観光客でいっぱいになる。スリの絶好の稼ぎ場でもある。この聖徒をビ
デオに撮ろうと構えていたが、アッという間の出来事で1回目は取り損なっ
てしまった。結局、前後3回も時計台の前に舞い戻ってきて、カメラを構え
る羽目に。(^_^)
プラハの名産で忘れてならないのは、ボヘミアン・グラス。大相撲の千秋 楽、チェコから優勝力士に提供される、あのガラス製品だ。製造の実演も見 せる工房付きショップで、うちの奥さんは、マイセンで高級陶器に手の出な かった欲求不満が爆発したのか、花瓶類をしこたま買い込んでいた。