4O0CEは見送って、アンテナ系をチェック。同軸コネクターなどシャック内で点検できるところをすべて見たけれども、異常なし。思い切ってコントローラーの設定をDefault(工場出荷時の値)に戻し、Caribrateを実行してみるが、改善されない。次に、Create & Modifyでエレメント長を微調整してみたら、すべてのバンドでSWRを正常値に戻せた。全体に5〜10インチくらい短い方にシフトしていた。
ビームクエスト社の土佐社長にメールで質問。何度か丁重な返信をいただき、チェックをしてみたが、指摘された点には該当しないようで、いまのところエレメント長の微調整で切り抜けるしかない。あとは、外のアンテナ系に何らかの異変があったとしか考えられないのだが、これは簡単には確認できないので、しばらく様子を見ることに。
その後の運用で気付いたのだが、どうもバックの切れが悪い。以前は、Sが7とか8程度なら、バックではほとんど聞こえなくなったのに、ガンガン聞こえるし、交信もできてしまう。やはり何かがおかしい。
今回、全体にSWRが高めになる現象が出て、エレメントの微調整でSWRの問題はほぼ解決した。そこで全バンドでチューナーをつないでSWRの変化を見てみた。微調整でもあまり下げられなかった18MHzで試してみると、チューナーを入れる前は“1.8”くらいあったSWRがすとんと“1.1”に落ちた。しかし、180°のリバースでは逆に“1.1”から“1.6”に悪化する。他のバンドでもチューナーをつなぐと、大なり小なり悪化。21MHzのリバースでは“2”を超えた。
私の脳みその中でのチューナーに対する理解は、SWR値の悪いアンテナにチューナーをつなぐとSWRを改善できる、また、元々SWR値が良好だったアンテナにチューナーをつないでも変化はない・・というものだった。しかし、この考えは間違っていたらしい。
結論。当たり前なことだが、元からSWRが悪いバンドだけチューナーを接続すること。いまチューナーは3.5MHzのDPにつないでいるので、SteppIRとの切り替えを加えて、しかもSteppIRも全バンドでつなぐ必要はないので、スイッチの切り替えの構成を再編成しないと、無理。
Rigと接続してアンテナを自動的に切り替えるインターフェースを組み込んでもらうため、チェックを兼ねてコントローラーをビームクエスト社に送った。原因がハッキリわかったのは、不幸中の幸い。シャックでのチェックで原因個所をほぼ特定できたのは、このアンテナの特徴かもしれない。しかし、常時回転する部分の破損なので、品質管理を徹底して、再発しないよう対策を取ってもらえるよう、期待したい。
ところで、インターフェースの話。Rigは八重洲の「FT-1000MP MARK-V」、CAT端子とコントローラーをつなぐと、Rigのバンド・チェンジと、ダイヤルの動きに追随して、アンテナは自動で伸縮、コントローラーの表示も自動でする。便利というか、なんと言うか、究極のズボラ機能ですね(笑)。