SNCF、フランス国鉄。ニースに滞在中は、ニース・ヴィル駅、またパリではモンパルナス駅には毎日
、お世話になった。最初は、電光掲示板で目指す列車を特定し、チケットを買うまでには、結構苦労した。
日本のような全体を1冊にまとめた時刻表(写真の上のはTGV、下は各駅単位のもの)はなくて、駅ごとに小さなタイム・テーブルが提供されている。
まずこれを手に入れて列車を特定するのが、ポイント。SNCFのロゴ入りジャンパー姿の女性がたまに声
をかけてくれるが、彼女たちもそんなにくわしいわけではない。近距離の当日券は窓口で買えばよいが、高
速のTGVなどの予約やインフォメーションは専用の窓口が別にある。ニース・ヴィル駅では、「
Information & Reservation」の受付で番号札発券機で札を受け取って、電光掲示板に該当の札番号と窓口が
表示されるのを待つ仕組みだった。
ヨーロッパの鉄道ではみなそうだが、フランスでも普通は改札口はなく、自分でチケットを機械にかけて
、パンチを入れる。出口はそのまま出るだけ。チケットは回収されない。窓口のない駅では自動券売機しか
なく、チケットを買うのには難儀した。モナコ・モンテカルロ駅の中央口では、ユーロ・コインもなくて、
短い距離だから「無賃乗車」の誘惑にかられたが、切符を買っているマドモワゼルに教えてもらって、ホー
ム反対側の販売窓口をやっと見つけて購入した。だから、検札はマメに実行されていて、不正乗車をみつか
り、随分しぼられている光景を幾度か目した。
ところで、フランス語の発音。日本では「アルルの女」で有名なアルル(Arles)。これは「アルル」では通 じなかった。「r」は声に出すか出さない感じで「アーレ」と言ってるようだ。頭に「サン(Saint)」の付 く地名が多いから、発音が悪いとわかってもらえない。それに、数字の基本は覚えているつもりだったが、 ペラペラっとやられると、さっぱりわからず書いた数字を見せてもらうのが常だった。
今回の旅行で乗った鉄道のチケットを数えてみたら、ベルギーの分を含めて計15枚、乗った距離は約2,000km、チケット代は1人あたり約300ユーロ(約3万6千円)だった。“レイル・パス”を利用した方が得だったかもしれない。
5日(土)ニース・ヴィル → エズ 10km
6日(日)ニース・ヴィル → マントン 23km
マントン → モナコ 7km
モナコ → ニース・ヴィル 16km
7日(月)ニース・ヴィル → マルセイユ→アルル 225km
アルル → マルセイユ→ニース・ヴィル 225km
9日(水)パリ北 → ブリュッセル南 約200km
ブリュッセル南 → 中央 ?km
中央 → アントワープ ?km
アントワープ → ブリュッセル南 ?km
ブリュッセル南 → パリ北 約200km
10日(木)パリ・モンパルナス → レンヌ 374km
11日(金)レンヌ → サン・マロ 81km
サン・マロ → レンヌ 81km
レンヌ→ パリ・モンパルナス 374km