【初めて海外で運用して】 4S7AVG/JA3AVO 中出眞澄

 ハムになって以来あこがれていた海外での運用が、この4S7訪問旅行で、とうとう実現しました。リーダーの4S7YHG/JA3HXJ長谷川さんをはじめ関係者の皆さんに対して、感謝の気持ちでいっぱいです。実は、第2回の昨年の計画に参加するつもりでしたが、いろんな事情で実現せず、今年は何が何でもと思っていただけに、感激もひとしおです。

 さて、私個人の海外運用の成果ですが、初めての参加で世界遺産の観光にも大いに興味があったため、身体が2ついるというのが旅の実感でした。結果は、交信数は約200局。世界遺産は予定されていた5カ所をすべて見ることができました。日本でウォッチしていただいたハム仲間の皆さんから「おいおい、もっとハムに力を入れてくれよ」との声が聞こえてきそうですが・・・。

 QSOの内訳はCWが109、SSBが83。バンド別では14MHzのCWが一番多くて、75、次いで21MHzのSSBが66、24MHzのSSBが16でした。うちJAは132で、全体の68%。エンティティは、19。珍しいエンティティは“JY”。ハムを始めて40年を超えますが、これまで聞いたこともなかったので、向こうから呼ばれたのには驚きました。
 運用時間ですが、CQの空砲時間は記録にないので正確なところは不明ですが、合計で6時間くらいでしょうか。最終日の18日の夕方6時半ころからの運用では、コンディションがイマイチなので夕食に行こうとスイッチを切りかけた途端に、パイルが爆発。7時半ごろ4S7LSG/JH3LSS宮川さんが現れたので、ようやくバトンタッチ。レストランに向かいました。

 初めて海外で運用してパイルを浴びて感じたことですが、当たり前のこととはいえ、JA側で聞いているのと現地で聞いているのとでは、状況が全く違うということでした。パイルが起きても、30分くらいは強い局が抜けてくるのでオンフレ(送受同一周波数)でも、割合楽にピックアップできます。ところが、これを過ぎると(言葉は悪いですが)ドングリの背比べ。ビートが一つの音になってしまってコピーできません。といってスプリット運用するほどのパイルでないと、どうしようかと迷うところです。複数のリグがあって日頃使い慣れていないものばかりだったため、正直言ってスプリットに踏み切るのは、ためらうことが多かったです。
 それと、ラストの2〜3レターのみでコールする局。これは無駄だと実感しました。ラスト2〜3レターを聞き取れる局は、大抵フルコールで呼んでもらえれば一発で取れる。そんな感じがしました。こちらも初めての海外運用なので、呼んでくださる方々を批判する資格はありませんが、これから呼ぶ側に回ったさい、心しようと思ったことが、いくつもありました。その意味で大変有意義なペディション初体験だったと思います。